株式会社新潟県厚生事業協同公社

福祉用具を提供し、
在宅介護をサポートする

ホームケア事業部 営業 課長
岩崎 延浩(いわさき のぶひろ)

福祉用具専門店「おもいやりの泉」を展開

1997年の介護保険法制定を受けて、当社ではホームケア事業を拡大し、1998年に福祉用具専門店「おもいやりの泉」オープンしました。現在は新潟県内に事務所や販売店5店舗を展開し、介護福祉士や福祉用具専門相談員資格を持つスタッフが、個人のお客様を中心に、福祉用具や介護用品のレンタル及び販売、介護のための住宅リフォーム、介護全般についてのアドバイスなどを行っています。

お客様一人ひとりの身体状況や環境に合わせた福祉用具の提案やアフターサービスによって、ケアが必要な人とご家族が自宅で安心・安全、快適に暮らせるようにサポートすることがホームケア事業部の目標です。

ケアマネージャーに選ばれる店舗をめざす

お客様の多くは、要介護認定を受けてケアマネージャーが作成したケアプランに基づき、福祉用具のレンタルや購入を検討する方々です。メインは介護保険適用の在宅介護のサポートですが、それ以外に病院や高齢者施設へお届けするケースもあります。

この仕事では、お客様との橋渡しをしてくれるケアマネージャーと信頼関係を築いていくことが重要です。ケアマネージャーと綿密に連絡を取り合い、小さなことでも報告を怠らない姿勢、スピーディな行動力、そして、早い時期に介護業界に参入して培ってきた会社としての経験や実績から、私たちは多くのケアマネージャーに選ばれ、「痒い所に手が届く対応をしてくれるので任せても安心」というお褒めの言葉も頂戴しています。

スピードと気配りでお客様の困りごとを解決

福祉用具を必要とするお客様は、日常生活での不安や困りごとを抱えています。できるだけ早くその問題を解消するために、当社では基本的な福祉用具をストックし、最短の場合は依頼日に配送を完了することもできます。スピード感をもって行動することは私たちのモットーです。

歩くとふらついてしまうという身体状況は同じでも、お客様の気持ちや自宅の間取りによっては最善の歩行器が違ってくることもあります。携帯電話とつながるナースコールや見守り機能など最新機能の製品があっても、お客様やご家族が使いこなせなければ効果は発揮されません。お客様に寄り添って丁寧に話を聞き、ときには言葉に表しづらい思いをも汲み取り、「その人にとっての最善」を提案することをスタッフ全員が心掛けています。

ワンチームとなって超高齢社会を支える

都市部に比べ山間地では高齢化が顕著で、自立した生活を送るのが難しい高齢者の独居世帯や他に助けを求められない老々介護など深刻なケースも数多く見られます。団塊の世代が70代後半に差し掛かる今、介護における課題は山積しています。ケアマネージャーをリーダーとして、ヘルパーやデイサービスなどの高齢者施設、医療機関、そして私たちがワンチームとなって、課題解決に努めていかなければなりません。

住み慣れた地域で誰もが安心して、心豊かに過ごせるよう、おもいやりが湧き出る泉という名前の通りに、様々なアプローチを繰り返し、アフターサービスを継続して、お客様とご家族を長く温かく支えていきたいと思います。