株式会社新潟県厚生事業協同公社

コミュニケーション力で
お客様と現場をつなぐ

西山 南(Nishiyama Minami)

2017年新卒入社 顧客管理部 営業事務

※所属および掲載内容は取材当時のものです。

自分の適性を生かせる仕事を選んだ

関東の大学で英米文学を学びましたが、進学以前から、就職は新潟県内、とくに家族が暮らす長岡市に近い企業にしようと決めていました。「自分にできること、自分に合っている仕事はなんだろう」という視点で就活に取り組み、一つのことに打ち込む性格と、学生時代に取得したWordとExcelのMOS資格、秘書検定3級が生かせる事務職を目指すことにしました。

当社に興味を持ったきっかけは、社名です。以前からトラックに書かれた社名を見かけていたので、就活サイトではっと目が留まりました。決定打になったのは、医療系の会社に勤めている父が当社について知っていて、「大事な仕事だ」と言ったことで、親近感がぐっと増したからです。希望していた事務職の募集もあり、迷わずに志望しました。

リネンサプライ事業の約100社の顧客を管理

2カ月間のグループ会社での合同新人研修、3カ月間の当社工場での研修を経て、9月に志望していた営業本部の顧客管理部に配属されました。お客様から寝具やタオル、ユニフォームなどのリネンサプライの注文を受けて、クリーニング工場へ伝え、作業が完了すると伝票を作成して、配達部門に依頼するという「情報の伝達」を担っています。

担当しているのはホテル約60社と食品工場約40社ですが、お客様の数が多く、それぞれで使うアイテムも種類が多いので、「正確に」聞き取り、「正確に」伝えることを心掛けています。定期的に注文を受ける場合もあれば、繁忙期と閑散期の差が大きい業界や急なキャンセルが起こり得る業態もあるため、いつも緊張感をもって対応しています。今、当社内でDXを進めていますが、注文方法についてはお客様の環境が様々なためもう少し時間が掛かりそうです。

コミュニケーションでミスやトラブルを防ぐ

正確に聞き取り伝えるためにはコミュニケーション力が必要だと日々、感じています。今は注文を受けるのは電話が主流なのですが、定期的に注文を受けているとお客様との距離感が縮まり、話すことが増えてきます。ねぎらいや感謝の言葉をいただけるとうれしいですが、それだけでなく、関係性が築けると受注のミスが減ることに気づいて、コミュニケーションの力を実感しました。

社内に対しても同じです。受注が重なったり、急な対応が必要になったりしたとき「あの件はどう?」と声を掛けると「覚えていてくれてありがとう」と感謝され、仕事もスムーズに進むようになるんです。コミュニケーションでミスを防ぐことができるのはやりがいにつながっています。

合説やインターンシップを活用し、まずは行動を!

自分がやりたいことを見つけるのは実はとても難しいことだと思います。合説でもインターンシップでもいろいろな企業を経験していくと、「こういう仕事があるのか」とわかって視野が広がりますし、参加していることで安心感も生まれます。まずは行動を起こしてみましょう。