株式会社新潟県厚生事業協同公社

利用者様と信頼関係が
築けたとき、やりがいがMAXに

渡辺 成人(Watanabe Narito)

2017年新卒入社 ホームケア事業部 営業

※所属および掲載内容は取材当時のものです。

地域に密着した業務で地元に恩返しがしたい

学生時代はラグビー部で、大学でもスポーツについて学び、マラソン大会などのイベント運営をサポート。その中で人に関わり、人を支える仕事をしたいと思うようになっていました。当社を知ったのは合同説明会です。地域に密着した業務で地域に恩返しがしたいと思い、志望しました。

ホームケア事業部に配属された後は、1年半、週替わりで先輩に同行し、様々なケースを経験しました。人によって営業のスタイルが違うので勉強になり、自分らしいスタイルを作っていくのに参考にさせてもらいました。当社の働き方には、県内の拠点を転勤する一般職と、同じ拠点で働き続けるエリア職の二通りがあり、私は、結婚を機に妻と話し合って、入社時の一般職からエリア職に変更しました。

利用者様一人ひとりに福祉用具を提案する

今は「おもいやりの泉」長岡店で、福祉用具レンタル・販売の営業をしています。ケアマネージャー、病院や福祉施設のケースワーカーに紹介された利用者様のご自宅へ伺い、お話を伺いながら必要な用具を選定して提案します。お届け後もアフターサービスや修理、状況に合わせて用具の変更や追加のために継続的に伺います。

利用者様の身体状況はもちろんですが、同居家族の有無、部屋の広さや段差、廊下の広さなどの環境は様々で、中には福祉用具を使うことに抵抗感のある方やうまく使いこなせない方もいて、仕事の進め方はケース・バイ・ケースです。また、福祉用具はITやAI技術の進化によって、多機能ベッドやマッスルスーツなど次々と新製品が発表されるので、知識の更新も必要です。

社名ではなく名前を呼んでもらえた!

退院後に筋力が低下した80代の男性を担当したことがありました。世話をするのは同じく80代の奥様で、いわゆる老々介護です。その上、ご本人に福祉用具への拒否感があるという難しいケ―スでした。提案まで時間をかけることにして、最初は商談ではなく、ご夫婦と世間話をし、時間を重ねることで初めて利用者様が「渡辺さん」と名前で呼んでくれたタイミングで「よろしければお試ししてみませんか」と歩行器を提案。そこからはスムーズに話が進み、購入していただくことになりました。

社名ではなく私の名前を呼んでくれる、伺ったときに「何の用?」ではなく「待っていた」と迎えてくれる、その変化の瞬間に大きな手応えを感じます。このように利用者様やご家族に信頼していただけるのはこの仕事の醍醐味かもしれません。

会社の魅力は「人」の魅力だと思います

仕事は一人ではなく、周りと協力しながら進めるものです。だから、私は合同説明会や面接で社員の「人となり」に注目しました。学生の質問に丁寧に答えてくれる、目と目を合わせて話してくれるなど、こういう人が先輩だと心強いと思える会社を選ぼうと思っていました。私の場合は、それが当社だったのです。